認知症のイメージを改善したい

最近、認知症に関するテレビ番組が、時々流れるようになりましたよね。
介護の現場では、かつて痴呆症(ちほうしょう)と呼ばれていた頃より、日々、介護職員はより良いケアを行えるように改善が行われてきました。

 

数十年前の痴呆症ケアと比べて、格段の進歩が見られたと思います。

 

認知症の特徴

認知症の方は、

  • 感情もしっかり残っており
  • 喜怒哀楽がきちんとある

という方が大半です。
人格や記憶全てが失われるのではなく、一部は必ずその人らしさが残ります。

 

介護者も悩んでいる

現場の介護者も、最初は認知症介護で葛藤を覚えてストレスを抱えます。

 

ですが、そのうちに肯定的な見方も見いだせることが多く、きちんとした介護ができるようになります。

 

テレビ番組の問題点

しかし、テレビで流れる認知症をテーマにした番組は、まだまだ、

  • 認知症は恐ろしい
  • なったら自分ではなくなる

と、まるで「認知症=人生の諦め」のようなマイナスイメージを植え付けることが目的のように感じられます。

 

認知症の典型的なイメージ

 

もちろん、誰しもが認知症にはなりたくないでしょうが、年齢を重ねると80歳以上では2割以上が発症のリスクがある病気なのです。
あくまで病気なのです。

 

今後、テレビで流れる多くの認知症テーマの番組は、肯定的な部分をもっとクローズアップして欲しいと思います。
テレビの力は大きいので、それで随分とマイナスイメージや偏見が無くなるのではないでしょうか。

 

健全な日本の介護の為に

今後、日本はますます高齢化社会が進んでいきます。
介護や認知症も、もっと多くの方にとって身近なことになっていくでしょう。

 

このままですと、一時的に認知症に対する偏見が増えてしまうのではないかと、現場の一人として危惧しております。